冷たい風の午前中でしたが、小川先生(君津中)・湯谷先生(木更津高専)による自然観察会を行いました。
幼児から大人まで26人が参加しました。
今日の見所は、かえるのたまご・サンショウウオのたまごです。
春一番が吹いた次の日からサンショウウオが山から下りて、水路に産卵にきます。
でも、今年は春一番が吹いた後も雪が降り、例年に比べ寒い日が続いています。
たまごはみれるかなあ・・・サンショウウオの姿は見れるかなあ・・・
と思いながら棚田、ビオトープの周りの水の流れているところにじいっと、集中して覗き込むように目をやります。
いたよ!
勾玉の形をして二つみつかりました
湯谷先生がサンショウウオは1っぴきから2個卵を産みます。教えてくださいました。
その近くには生み終えたサンショウウオが寒さのために亡くなったのか、1っぴき死んでいました。
たまごは大きいのに、サンショウウオはこんなに小さい。信じられない。と参加者からの声に
たまごはサンショウウオのおなかの中では小さくて、水の中で水を吸って大きくなっている、その吸った水も入り口と出口があると教えてくれました。
サンショウウオのたまごはその後7箇所で見ることができました。
かえるのたまごも見つかりました。
水路には1.5cm厚みの氷がはっています。
田んぼの霜柱も10cm以上の高さがありました。
子どもたちは田んぼに入って、氷を踏んだり棒でつついたり、霜柱を踏んだりして遊びます。
これから暖かくなるともっとたまごが増えるでしょう。
今日のたまごは、1週間ほどたっているようでした。もうすぐお玉じゃくしやサンショウウオにかえるでしょう。
次回は3月春休みに行います。おたのしみに。